親しい友達同士でも、姉妹や母娘であっても、なかなか話題にしにくい、あまりおおっぴらに相談できない「デリケートゾーン」のこと。人知れず、オリモノやニオイ、黒ずみ、ムレ、かゆみ、かぶれに悩んでしまっている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな女性のために体のなかでも敏感でやさしいケアが必要なデリケートゾーンの基本的なケア方法、代表的な悩みとその対策を簡単にご紹介します。
それぞれの詳細については、別の記事でご紹介します。
デリケートゾーンとは
デリケートゾーンとは、一般的に「女性の陰部(陰毛の生えている部分から膣までのことを指すことが多いようです)」のことで、痒みや炎症、臭いなどさまざまなトラブルを発症しやすく、多くの女性が悩まされる場所と言っても良いでしょう。
自分の女性器をちゃんと見たことがありますか?
意外にも「自分の女性器をちゃんと見て、触れたことがない」という方がいらっしゃるようです。しかし、女性器は、複雑に入り組んだ構造ですから、おりものなどの分泌物がこびりついた「恥垢(ちこう)」と呼ばれる垢、尿、それに時にはトイレットペーパーがこびりついていたりと汚れやすいところなのです。
特に、陰核(クリトリス)の包皮に隠れている部分や、大陰唇と小陰唇の間の溝は、恥垢が溜まりやすいところです。
自分の好きな人に見られたり、触れられたりする大事な場所でもあります。
デリケートゾーンは、女性のセクシャル・シンボルなのですから、日頃から自分で見て、触って、愛着をもち、お手入れをして清潔に保つことが、女性が自分の性を大切する第一歩でもあるのです。
においのケア
デリケートゾーンは常に密閉された状態であるため、独特のにおいがこもりがちです。
さらに女性には月経やおりものなど、どうしても避けることのできないにおいのもとがあります。「におったら」ではなく「におう前から」対策をしましょう。
デリケートゾーンのにおい対策におすすめなのが、デリケートゾーン用ソープです。
デリケートゾーン専用ソープはやさしく洗うことでにおいの元をおさえると共に、やさしい洗浄力で作られています。デリケートゾーンはもちろん、足やワキなどのにおいが気になる部位の洗浄にも適しています。
【おすすめアイテム例】
■LC’S ジャムウ・ハーバルソープ
女性特有の、デリケートゾーンの悩みに着目して開発された石鹸です。
アロエエキスなど、植物由来の保湿成分を複数配合したソープで洗うことで、肌のうるおいを守りながら、不要な汚れを落とします。
泡立てたら、気になる部分を泡でパックするようにして、少し時間を置いてから洗い流すと、よりすっきり感を実感することができます。
黒ずみ・デリケートゾーンの臭い対策にジャムウ ハーバルソープ
黒ずみのケア
皮膚が薄いデリケートゾーンは紫外線や摩擦の影響を受けやすい箇所です。
また、乾燥しやすい部位でおあるので、日頃から保湿を心がけましょう。
【おすすめアイテム例】
■ヴィエルホワイト
トリプルヒアルロン酸、エクトイニン、アマチャヅルエキスなどの保湿成分配合のエッセンス。
デリケートゾーンの乾燥に着目したビキニライン用エッセンスです。
朝のお出かけ前と夜の入浴後に使用します。1日2回のお手入れで、ビキニラインに磨きをかけましょう。
ビキニライン・デリケートゾーン黒ずみケア薬用エッセンス【VL WHITE(ヴィエルホワイト)】
アンダーヘアのケア
みなさんはアンダーヘアの処理をしていますか?
体毛が薄い日本人には、まだあまり馴染みがないかもしれませんが、海外ではアンダーヘアのお手入れは当然の身だしなみであり、お手入れの一環として脱毛する人も多いです。
実はアンダーヘアは、デリケートゾーンのお手入れの中で最も重要なポイントです。
アンダーヘアのお手入れをするだけでも、デリケートゾーンのにおいやVラインの黒ずみを軽減させることが期待できます。
アンダーヘアの脱毛にはいくつかの方法がありますが、ここでは自宅でできるおすすめの脱毛アイテムを紹介します。
【おすすめアイテム例】
①除毛クリーム
■プレミアムリムーバーミルク(医薬部外品)
除毛したい箇所に塗り、数分後拭き取るだけで除毛ができるクリームです。
クリームの成分が皮膚表面に出ているムダ毛に対し、アプローチしているだけなので、比較的早めに生えてきた毛が目立つようになりますが、痛みが少なく短時間で除毛ができます。
アロエエキス、大豆エキス、カッコンエキス、サクラ葉エキスなどの保湿成分を配合した、肌にやさしいリムーバ―ミルクです。
みずみずしいミルクタイプなので肌に伸ばしやすく、しっかりとムダ毛に馴染みます。
肌に優しい塗るだけスピード簡単パーフェクト除毛!【プレミアムリムーバーミルク】
②トリートメント
■シークレットレディ さらふわ
こちらはアンダーヘア専用のトリートメントです。
お風呂上り、清潔な状態のアンダーヘアに塗布します。
保湿成分シアバター、茶葉、シャクヤクなどの植物エキスを配合。
アンダーヘアを保湿することでやわらかな毛質へと導いてくれます。
せっかくきれいに整えても、毛がごわごわの剛毛では魅力が半減してしまいます。
ヘアのお手入れと同じように、アンダーヘアにもトリートメントを使用することで、女性らしいやわらかな手触りを保ちましょう。
習慣づけたいデリケートゾーンのお手入れポイント
特別なアイテムを使わなくても、毎日の生活の中でちょっと気をつけるだけで、デリケートゾーンの環境には違いが出るものです。デリケートゾーンを美しく保つために、以下のポイントを参考にしてください。
①濡れたままにしない
デリケートゾーンは濡れたままにしないよう心がけましょう。
常に密閉された状態にあるデリケートゾーンは、濡れた状態のままでいるとムレやにおいの元となる菌が発生しやすくなります。
お風呂上りなどは面倒でも、しっかり水気を拭き取り、きちんと乾いた状態で下着を身に着けるようにしましょう。
②ナプキンはこまめに変える
月経中はナプキンをこまめに変えましょう。
長い間汚れたナプキンを付けていると、細菌が発生してにおいの原因となる場合があります。
③アンダーヘアは「短め」または「少なめ」にする
アンダーヘアは短めもしくは少なめにしておきましょう。
密集した毛はムレやにおいの元となる場合があります。アンダーヘアを全処理している女性も少なくはありません。
④摩擦を減らす
下着やストッキングなどによる摩擦を減らすようにしましょう。
デリケートゾーンの皮膚はとても薄く、摩擦が黒ずみの原因となる場合があります。
摩擦を感じるようなら、まずはしっかりと保湿クリームを塗るなどし、それでも気になるようでしたら、下着の素材を変えてみましょう。